バルト三国に関するFAQ

バルト三国に関するFAQ

Frequently Asked Questions バルト三国で行う映像制作に関して

弊社には、エストニア・ラトビア・リトアニアといったバルト三国での撮影を検討されているお客様から、撮影手続きや現地での制作体制に関するお問い合わせを多くいただいております。近年、歴史的な街並みと自然の美しさから、バルト地域は映画・CM・ドキュメンタリーのロケ地として注目を集めています。しかし、各国での許可申請の方法や撮影可能エリアの規制は異なり、日本とは勝手が違う部分も少なくありません。そこで、バルト三国での映像制作をスムーズに進めるために知っておきたい基本情報や、現地プロダクションと連携する際のポイントをQ&A形式でまとめました。商業映画から企業プロモーション、ミュージックビデオまで、どのようなジャンルの撮影でも円滑な進行を実現するためのヒントが詰まっています。初めてバルト三国での撮影を計画される方も、ぜひ本ガイドを参考に、撮影の準備を始めてみてください。

どこの国で海外撮影をサポートしていますか?

リトアニア、エストニア、ラトビアと世界の他の地域での海外撮影をサポートしています。

さらに、ニッポンプロダクションとの協業により、150カ国を超える国と地域に対応し、日英バイリンガルのメディアスタッフを各地に展開しています。

治安はどうですか?

リトアニア

リトアニアは非常に安全で安定した国です。観光地などではまれにスリなどの軽犯罪が発生することがありますが、全体として治安は良好です。警察の対応も迅速で信頼性があります。

エストニア

エストニアは治安面で特に問題のない国です。犯罪発生率は低く、外国人旅行者にとっても安全な環境が整っています。一般的な防犯意識を持っていれば、安心して撮影を行うことができます。

ラトビア

ラトビアも比較的治安の良い国です。リガ旧市街など観光客の多いエリアでは、まれに置き引きなどの軽犯罪が報告されていますが、注意を払って行動すれば問題ありません。夜間も主要エリアは警備が行き届いており、安心して滞在できます。

文化や宗教について注意すべき点はありますか?

リトアニア

リトアニアはカトリック教徒が多い国です。宗教施設や教会を訪れる際は、露出の少ない服装を心がけ、静かに行動するなど基本的なマナーを守りましょう。それ以外に特別な制約はありません。

エストニア

エストニアは宗教色が比較的薄く、信仰の自由が尊重されている国です。特に注意すべき文化的・宗教的制限はありません。ただし、歴史的建造物や伝統的な地域では、敬意をもって撮影するようにしましょう。

ラトビア

ラトビアは多宗教の国で、ルーテル派、カトリック、ロシア正教などが共存しています。宗教行事や記念日には地域によって独自の慣習が見られる場合がありますが、特に厳しい制限はありません。撮影時は、教会や宗教施設を利用する際に事前に許可を取ることをおすすめします。

撮影許可は必要ですか?

リトアニア

小規模な個人撮影や報道目的など、機材が少ない場合は特別な撮影許可が不要なこともあります。ただし、商業作品や大規模な撮影を行う場合は、ロケ地を管轄する自治体からの許可が必要です。申請から取得まで通常1〜2週間ほどかかります。

エストニア

エストニアでは、一般的な公共スペースでの撮影に包括的な許可は不要です。ただし、大規模な撮影で歩行者や車両の通行を制限する場合、警察の立ち会いが必要な場合、または商業施設・私有地・タリン市内の観光名所などを利用する場合は、事前の合意や許可が必要となります。また、一部の区域でのドローン撮影には特別な許可が求められます。全体として官僚的な手続きは少なく、映画制作者にとって比較的柔軟な環境です。

ラトビア

ラトビアでは、公共の場で小規模な撮影を行う場合、基本的に許可は不要です。しかし、道路の使用、交通の制限、大人数のスタッフを伴う撮影、または歴史的建造物・観光地などを使用する場合は、自治体または関連機関への申請が求められます。申請手続きは比較的スムーズで、英語での対応も可能です。

役所関係などの撮影許諾証の費用は?また、それが発行されるまでにはどの程度かかりますか?

リトアニア

撮影許可は主に自治体や地方行政機関によって発行されます。ヴィリニュス市内での撮影に関しては、「Vilnius Film Office(ヴィリニュス・フィルム・オフィス)」が窓口となり、ロケーション探しや撮影手続きのサポートを行っています。小規模な撮影の場合は、届出のみで撮影が可能なケースもあります。

公共スペースでの撮影(特にヴィリニュス市内)には通常、許可が必要で、費用は撮影規模や場所によって異なります。一般的に、申請から許可取得まで1〜2週間程度を見込んでおくと良いでしょう。

エストニア

エストニアでは、撮影許可の費用はケースバイケースで、無料の場合もあれば有料の場合もあります。特にタリン市内では、撮影の規模や場所(商業施設、観光地、私有地など)によって異なり、手続きに2〜5週間程度かかることがあります。私有地での撮影は、必ず土地所有者から直接の許可を得る必要があります。また、許可申請書類は原則としてエストニア語で提出する必要があります。

ラトビア

ラトビアでは、撮影許可の費用や発行までの期間は撮影内容やロケ地によって異なります。リガ市内の場合、「Riga Film Office」が主な窓口となり、公共スペースの使用や交通規制を伴う撮影について調整を行います。小規模な撮影では無料、または行政手数料のみで済む場合もあります。大規模ロケの場合は、おおよそ1〜3週間程度の処理期間を想定しておくと安心です。

国立公園で撮影することはできますか?また、可能である場合どのような条件下で許可されますか?

リトアニア

リトアニアでは、国立公園や保護区での撮影は事前申請を行い、「国立公園・保護地域局(Directorate of National Parks and Protected Areas)」 の許可を取得することで可能です。撮影にあたっては、環境保護に関する規定を遵守する必要があります。許可費用は撮影場所や規模によって異なり、自然環境への影響が少ない撮影であれば比較的スムーズに取得できます。

エストニア

エストニアでは、自然公園や保護区内での撮影は、担当当局の許可を得ることで可能です。許可は政府機関および現地の公園管理団体によって発行されます。屋外での撮影は比較的自由ですが、天候条件、野生動物の繁殖期、または環境リスク評価に基づき、一部制限が設けられることがあります。申請から発行までには最低4週間程度の余裕を持つことが推奨されています。屋内施設(ビジターセンターなど)を使用する場合は、別途施設管理者の許可が必要です。

ラトビア

ラトビアでも、国立公園内での撮影は原則として可能です。ただし、環境保護省または各公園の管理機関 への申請と許可が必要になります。特定の区域では、野生動物の繁殖期や環境保全の観点から、一時的に撮影が制限される場合があります。撮影計画書や環境への影響を最小限に抑える対策を提出することで、許可が得やすくなります。通常、申請から許可まで2〜4週間程度 を要します。

報道ビザは必要ですか?

リトアニア

短期的な取材や報道活動であれば、特別な報道ビザは不要です。EU加盟国の市民は自由に入国・取材が可能で、非EU加盟国のメディアクルーの場合は、外務省(Ministry of Foreign Affairs)への一時的なプレス認定(アクレディテーション)申請が必要になる場合があります。長期滞在や大規模な報道プロジェクトの場合は、事前に確認を行うと安心です。

エストニア

報道ビザは特に必要ありません。通常のシェンゲン短期滞在ビザ(観光・商用ビザ)で最長90日間の滞在・取材が可能です。ビジネス目的やニュース取材であっても、撮影内容が一般的な範囲であれば観光ビザで問題ありません。より長期の滞在を予定している場合は、在外エストニア大使館に事前確認を行うことをおすすめします。

ラトビア

ラトビアでは、短期間の取材・撮影目的であれば、原則として報道ビザは不要です。EU加盟国の関係者は自由に入国できますが、非EU圏からのクルーは、外務省またはラトビアの在外公館を通じて一時的な報道認定を取得することが推奨されています。取材対象が政府機関や公共施設を含む場合は、別途許可が必要となることがあります。

自分の機材を持ち込む際に、入国時の制限はありますか?また、ATAカルネは使用可能ですか?

リトアニア

これまで、撮影機材の持ち込みに特別な制限が課された事例はほとんどありません。リトアニアはEU関税同盟の一員であり、EU加盟国内での移動であれば追加の通関手続きは不要です。また、ATAカルネ(国際通関手帳)にも対応しており、第三国から一時的に機材を持ち込む場合もスムーズに通関が可能です。

エストニア

エストニアもATAカルネ対応国であり、撮影・報道機材の持ち込みに利用可能です。特別な輸入制限はありませんが、モバイルバッテリーについては注意が必要です。特に業務用の大容量モデルを持ち込む場合は、航空会社へ事前に「持ち込み・持ち出し申請書」を提出することが求められる場合があります。その他の一般的な撮影機材については、通常通りの持ち込みが可能です。

ラトビア

ラトビアでも、撮影機材の持ち込みに関して特別な制限はありません。EU域内の移動であれば追加の書類は不要で、非EU圏から入国する場合もATAカルネの使用が認められています。空港での通関は比較的スムーズですが、高額機材を持ち込む際は、念のため機材リストを英語で用意しておくと手続きが円滑です。

現地通貨の現金を用意する必要がありますか?

リトアニア

現金はある程度持っていた方が安心です。現地では日本円からユーロへの両替も可能ですので、必要に応じて現地で調達することができます。

エストニア

エストニアはカード決済が非常に普及しており、ほとんどの場合カードで問題ありません。ただし、多少のユーロ現金を持っておくと、チップや小規模な店舗、公共交通の支払いなどで役立ちます。

ラトビア

ラトビアでも、基本的にカード決済が広く利用できますが、少額の現金を持っていると便利です。交通機関や小規模店舗、現地でのちょっとした支払いに備えておくと安心です。

クレジットカードでの支払いは可能ですか?

リトアニア

ほとんどの施設でクレジットカードによる支払いが可能です。レストランやホテル、観光施設などで幅広く利用できます。

エストニア

エストニアでは、クレジットカードがほとんどの場所で利用可能です。都市部だけでなく、観光地や交通機関でもカード決済が一般的です。

ラトビア

ラトビアでも、都市部を中心にクレジットカードが広く使われています。主要な商業施設や飲食店、ホテルで問題なく利用可能です。

タクシーでの移動は安全ですか?

リトアニア

タクシーでの移動は安全です。特に都市部ではライドシェアサービスが主流で、信頼できるタクシー会社やアプリを利用することで安心して利用できます。

エストニア

エストニアではタクシーの利用は安全です。都市部ではライドシェアアプリや公式タクシーが一般的で、安心して移動できます。

ラトビア

ラトビアでもタクシーは比較的安全に利用できます。リガ市内など都市部では、公式タクシー会社やライドシェアアプリを利用することをおすすめします。料金も明確で、観光客にとって安心です。

水道水は飲めますか?

リトアニア

水道水は飲用可能です。都市部のほとんどの地域で安全に飲むことができます。

エストニア

エストニアの水道水も飲用可能です。一般的に清潔で安全に飲むことができます。

ラトビア

ラトビアでも水道水は安全に飲むことができます。特に都市部では、日常的に飲料水として利用されています。

コンセントのタイプは? 現地で使用されている電圧は?

リトアニア

コンセントの形状は Cタイプ が一般的で、電圧は 220V です。日本の電化製品を使用する場合は、必要に応じて変圧器やプラグアダプターを用意してください。

エストニア

エストニアでは Bタイプ・Cタイプ・SEタイプ のコンセントが使用されており、電圧は 220〜230V です。日本製の電化製品を使用する場合は、プラグ形状の確認と、必要に応じた変圧器の使用が推奨されます。

ラトビア

ラトビアのコンセントも Cタイプ が主流で、電圧は 220V です。日本から持ち込む電化製品は、変圧器やプラグアダプターの使用が必要になる場合があります。

日本からビデオドローンを持ち込み、飛行させることは可能ですか?また、ドローン撮影の要件は何ですか?

リトアニア

リトアニアでは、ドローンの使用は基本的に可能ですが、地域によって制限があります。ロシアやベラルーシとの国境付近や都市上空など、一部の区域では撮影が禁止されているため、事前に飛行可能かを確認し、必要に応じて許可申請を行うことが重要です。重量が250グラムを超えるドローンは、リトアニア航空局への登録が必要です。また、EU全体で適用されるEASA規制に従い、リモートパイロットの登録や保険加入、飛行カテゴリーの遵守も求められます。都市中心部や群衆、空港周辺での飛行には、特に事前の許可が必要です。

エストニア

エストニアにおいても、ドローンの飛行は基本的に可能ですが、場所によって高度制限や飛行禁止区域が設定されていることがあります。特定区域での飛行には特別な許可が必要で、EUのEASA規制に従った登録や保険加入、飛行カテゴリーの遵守も求められます。都市部や公共施設での撮影を計画する場合は、事前に当局への確認や申請を行うことで、安全かつ適法に撮影を行うことができます。

ラトビア

ラトビアでも、ドローンの持ち込みや飛行は原則可能ですが、都市部や空港周辺、特定の保護区域では制限が設けられています。250グラム以上のドローンは登録が必要で、保険加入や飛行計画の提出が求められる場合もあります。安全かつ適法に飛行させるためには、事前に現地の航空当局や自治体に確認しておくことが推奨されます。ドローンの使用場所や高度についてのルールを守ることで、スムーズに撮影を進めることができます。

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ニッポン・プロダクションは、お客様に寄り添い、常に最大限のサポートができるよう尽力しています。私たち撮影チームにお客様のビジョンをお聞かせください。

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